Shot Bar探索第7弾。行きつけにしたいBar2店舗目を見つけちゃいました。

 

新宿駅徒歩5~6分のBar BenFiddich!!

 

表に看板もなく、知らない人にはたどり着けないような雑居ビルの9Fにあるこのお店。

 

店内はカウンター7席+4人席×2+2人(3人?)席×1の、標準より「やや狭め」な感じで、オールバックに白ジャケットの「ザ・マスター」+若いバーメンの2名で迎えてくれます。

 

酒棚には見たこともないボトルが並んでおり、聞いてみると、ここは「薬草系リキュールで世界一を目指しているBarです!」とのこと。

 

とはいえ、まずはお決まりのジントニックでスタート。ゴードンベースのジントニックは控えめのライムピールで、甘さを抑えたトニックウォーターとの相性はなかなか通好み。

 

続いて酒棚の最上段を占めている禁断のリキュール「Absinthe(アブサン)」をオーダー。

 

ニガヨモギの香味成分であるツヨンにより幻覚などの向精神作用が引き起こされて長い間「禁止されていた」との噂は聞いたことがあったのですが、マスター曰く、「実は日本では一度も禁止されたことがないんですよ」とのこと。。爆。。

 

「初挑戦なので、マスターのお薦めをお願いします」とオーダーしたところ、「la berthe de joux」というフランス産のアブサンを水割りで提供してくれました。加水すると非水溶成分が析出して白濁するのがアブサンの最大の特徴だとのことで、甘いアニス系の香りは正直言ってわたくし好みです!!

 

途中で氷を入れてもらいましたが、常温よりは氷で冷却した方が個人的には好きですね。炭酸で割っても合うかも。。

 

続いて、マスターの腕前を見たくてギムレットをオーダー。。ジントニックはゴードンベースだったのに、ギムレットはタンカレーベース。ライムジュースも甘えをかなり抑えており、一口飲んでマスターの顔を見ると、「暑くなってきたので、甘味をおさえて酸味を際立たせてみました」とのこと。

 

ははん。まさにプロフェッショナルですな。。正直、もうちょっと甘めでも良かったかな?。。ですが、スッキリさわやかな後味でこれはこれで「アリ!!」

 

4杯目はどうしようかな?。。と思っていたところ、別のお客さまにBarr Hill Ginベースのカクテルをお薦めしているのを見て、思わず「Barr Hill Gin 飲んでみたいです!」とオーダー。

 

アメリカバーモント州産の、蜂蜜を加えた独特の甘みのジン。噂には聞いておりましたが、実際に飲むのは初めてです!

 

マスターのお薦めを聞くと、「ジンリッキー」とのことなのでお任せ。

 

絶妙な蜂蜜の風味を持ったジンは、これまた絶品!

 

計4杯。おつまみ無しで6.600円也。このエリアのShot Barとしては少々お高めの価格設定ですが、「薬草系リキュール」を学ぶのにこれ以上のお店を知りません!!

 

ちょっと薀蓄多めのマスターが嫌いな方にはお勧めしませんが、個人的には大いに「アリ」です!!

 

Bar HERMIT Bourbon Sideの店長向山さん、OLD VALLEYの店長小野寺さん、Bar BenFiddichの店主鹿山(かやま)さんと、こちらから要求していないのに名刺をいただける。。ってのも嬉しいですよね。それって「また来てくださいね!」のメッセージですから!!

 

今度はアブサンの炭酸割り(トニックの方が合うかな?)とかSuzu(フランス産の薬草系リキュール)とか飲んでみたいです!!再訪確定!!

 

薬草系のリキュールに興味のある方、是非ご一緒しましょ!

 

※注:ただ、このお店もおつまみメニューはありません。ナッツ系と、あとは飲むお酒によってお薦めのチーズとかを出してくれるみたい。。ですが、基本、お腹を満たしてから行きましょう!

 

Ben Fiddich

新宿区西新宿1-13-7 大和家ビル 9F

03-6279-4223

 

 

http://www.hotpepper.jp/strJ001110988/