JR東中野駅西口から徒歩3分程度。東中野銀座通り、遠田ビルの2階にある「COFFEE GALLAGE」というお店(未探索)が屋号を「COFFEE BAR GALLAGE」と変えたと聞き、「COFFEE BAR」という響きに誘われて初探索してきました!

 

店舗内はカウンター4席+2人席×4くらいのこじんまりとした空間で、カウンター内では若いマスターが笑顔で迎えてくれます。

 

COFFEE BARとは言うものの、お酒のラインアップはかなり限定的で、BOURBONも4~5種類くらいのみ。

とりあえずはMENUに載っているCOFFEE COCKTAIL(3種類)の中からKINGSMAN(タンカレーベースのジントニック+中浅煎りのエスプレッソ)というカクテルをオーダーしてみました。

 

そもそも、「エスプレッソといえば深煎りが前提で、浅煎りをエスプレッソ抽出すればエグイ酸味で飲めたもんじゃない!」という固定観念があったのでビクビクしながら口をつけたのですが。。

 

これが、上品かつフルーティーな香りで、タンカレー+ライムの香りと上手くマッチしていて美味!新しい発見です!

 

続いて、同じくCOFFEE COCKTAILであるDJANGO(エスプレッソ+ミルク+砂糖+バーボン+オレンジピール)をオーダー。こちらはホットカクテルで、ブラジルの芳醇な香りを前面に押し出しつつ、その奥にワイルドターキーの香りを堪能できるカクテル。個人的にもう少し甘さを抑えてもらってもよい印象でしたが、とても美味しかったです。

 

お店がちょっと混み始めたこともあり、最後はアルコール抜きでエチオピア産ケルー(KELLOO)をオーダー。こちらはエスプレッソ抽出ではなく、ドリップ抽出で淹れてくれたのですが、わたしのよく知っている、深煎りのドリップ抽出(蒸らしを重視しつつ、少量ずつお湯を投入)とは異なり、最初に少し多めのお湯を投入して、スプーンでかき混ぜるという、初めてみる抽出方法に興味深々!!

 

完成した珈琲は、浅煎り特有の琥珀色ですが、想像していたよりもずっと香りが強く、口をつけた瞬間に広がる酸味も実にフルーティーで、珈琲が「果実」であることをあらためて実感させてくれます。

 

いや。ちょっと珈琲に対する考え方をあらためました。

 

ブルーボトルコーヒーに代表されるサードウェーブの浅煎りブームをちょっと苦々しく思っていた、自称「深煎りネルドリップ信者」であるわたくしでしたが、中浅煎りコーヒーの正しい抽出方法を知らなかっただけなのかもしれません。

 

正直、コーヒーの酸味をこれほど美味しいと思ったのはこの歳になって初めてかも。。

 

COFFEE COCKTAIL以外に、純粋にWHISKEYだけでもオーダーできるようなので、Shotで2~3杯飲んで、締めにコーヒー。。という理想的な楽しみ方が出来る貴重なお店です。

 

これは2017年初の「お気に入り」決定ですね!!月一ペースくらいで通いそうな予感。

 

COFFEE BAR GALLAGE

 

OPEN | 火〜日曜日 14:00 - 23:00

東京都中野区東中野3-8-5遠田ビル 201

http://gallage.jp/

 

※写真は店舗ホームページよりお借りしました