Shot Bar探索 第12弾:新宿三丁目「Bar Caruso」

先日、旧い友人から「新宿三丁目でお薦めのBar教えて!」と言われたものの、専ら西新宿界隈をウロウロして新宿三丁目は未開拓なので推薦出来ず。

なんとなくWebで評判の良いお店を(自分で行ったことがない癖に)紹介したのですが、「やっぱり自分で確認しないとね」ということで、新宿三丁目「Bar Caruso」を探索!!

 

「都営新宿線新宿三丁目駅C5出口」すぐそばのビルの2階にあるこのお店。同じビルの3階にある「ヒカリ治療院」の広告が目立ちすぎてちょっと入店するのに戸惑いますが、思い切って扉をあけると。。目が慣れないと良く見えないくらいに照明の暗い店内はカウンター6席+テーブル4席の超こじんまりした造り。店内では店長さんらしき男性と女性店員さんの2名がにこやかに出迎えてくれます。

 

まずはお決まりのジントニックをオーダー。と。。カウンターの上に置かれたのは「London Hill Gin」と「Fever Tree Tonic」!!

 

うわぁ。。店名はイタリア風ですが、GinもTonic Waterもゴリゴリのブリティッシュじゃないですか!!と、棚を見れば、やはり並んでいるのはScotchのボトルばかり。

 

Bourbon好きとしては場違いの店に来ちゃったかな?と思いながらも、日本ではあまりお目にかからない「Fever Tree Tonic」で作ってもらったジントニックは、キナ特有の苦みと人工甘味料を一切使わない天然の独特な甘味で大変おいしゅうございました◎。

 

二杯目はウイスキーを。。と思いつつ、一応Bourbonの在庫も聞いてみたのですが、残念ながらあまり魅力を感じないラインアップだったので、「あんましピート香が強くなくて、Bourbon好きでも飲みやすいScotchってありませんか?」と無茶ぶりオーダー。

 

すると、BarMan魂に火が付いたのか、「任せておいてください!」と選んでくれたのは、スペイサイドモルト「Benriach」の1995年。
このお店、実はBenriachのボトルラインアップが尋常ではなく、理由を聞いてみると「店長が大好きなScotchで、しかも年によってまったく味が違うので嵌ったら抜け出せないんんですよ」とのこと。

 

年によってはピート香の強いものもあるらしいのですが、この1995年は「バーボン樽で寝かせている」とのことで、なるほど!!バーボン樽特有のバニラ香と、思いのほか麦っぽくなくフルーティーな味わいは、バーボン専門のわたくしにも違和感なく飲むことが出来ます。

 

これは大発見!!「Benriach 1995」覚えておきます!

 

さらに、続いて勧められたのは「The Glendronach 2003」。こちらもバーボン樽で寝かせているらしく、ピート香も気にならないのですが、ただ、こちらはやはり「ザ・麦!!」な味わいで、個人的には「Benriach 1995」の方が好みでしたね。

 

とりあえず今日のところは以上3杯で退店。

 

お通しのみ、おつまみオーダーなしで5,700円也。やはり西新宿よりはちょいと物価はお高めのようですが、「Bourbon好きでも飲めるScotch」を学ぶためにまた行ってみようかな?

 

Bar Caruso

新宿区新宿3丁目8-8-2F

03-3351-3585