2017/04/15
ネットニュースで、「戦後の新宿の喫茶店全盛期を代表する【茶房青蛾(せいが)】が4月7日から中野区東中野で再び開店している。。
との情報をみつけ、早速、自宅から徒歩3分程度の場所にある「茶房青蛾」を初探索してきました。
新宿の「茶房青蛾」というのは、1947年~1981年まで30年以上新宿を代表する喫茶店として多くの著名人、文化人たちに愛されてきた。。とのことなのですが、残念ながらわたくしは一度も伺ったことがありません。
なので、今回の「茶房青蛾」が昔の面影を残しているのかどうか?はわかりませんが、コーヒーカップや砂糖つぼ、椅子やテーブルは新宿で営業していた当時のものを使っているらしく、もともとギャラリーとしてオープンしていたスペースに最小限のテーブルと椅子を運び込んだだけのシンプルな空間は、とても静寂で居心地の良い空間になっています。
わたくしが訪れた土曜日の16時頃は、平均年齢70歳オーバーの先輩方が和やかに会話を楽しまれておりました。
オーダーしたのはブレンドコーヒー 500円。厨房は見えない構造になっているので、どうやって抽出しているのかはわかりませんが、おそらくドリップ抽出されたであろうと思われるブレンドは、あっさりめながらも非常に香り高く、とてもおいしゅうございました。
ふむ。この落ち着く空間とこの珈琲のセットで500円なら、安いんじゃないでしょうか?
ひとりでゆっくり考え事をしたい時には通っちゃいそうなお店です。
茶房青蛾
東京都中野区東中野2-19-13
TEL/FAX 03-5937-2453